袖師焼「へるん先生遺愛 蓮葉皿の栞」

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小泉八雲が好んだ廃ペン皿を写し、島根県松江市の窯元・袖師焼が香立にされました。

蓮葉皿の栞とは・・・
松江市北堀町小泉八雲先生旧宅の北側にある蓮池をへるん先生は大変好まれました。
此の池に蓮が成長する様を特に楽しまれた事は先生の御著作で知ることが出来ます。
又先生は池に棲んで居る蛙を愛されました。
近くの蛇が時々蛙を捕えようと池の左側にある蔵の蔭から出て来るので家内中で蛙を庇われて、先生は「私が馳走をするから蛙を獲る事だけは止めて呉れ」と、食膳の肉を残して皿の儘蔵の石段にて置いて蛇に与えられたと云う逸話があります。
蓮や蛙に興を感じられた先生は、蓮葉に蛙を配した陶器の皿を求められ、これを常に机の上におかれて、ペン先が散らばって御子供さんが怪我をされてはいけないとてその皿の中に入れて居られました。
此の蓮葉皿はその愛用された廃ペン皿を袖師の窯で写したものであります。

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